book_rubyring’s blog

面白い本を紹介

時事ネタに絡めて、視点を多角化多角化する本を紹介します。
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新人の銀行員におすすめしたい本3冊。

残念ながら読書量の少ない私は3冊の本しかあげられないのだが、銀行員たるもの、このくらいの知識は持っておいて欲しいと言える本ばかりなのでご容赦願いたい。

 

まずは、比較的穏当なものから。

 

書評 『世界システム論講義: ヨーロッパと近代世界』

 

この本に金融の話題はあまり出てこないのだが、現在の世界がどのような状態にあるのかを知るために銀行員にとって必読の本であると言える。銀行員は世界システムの中核にいて、その完成に協力することを本業としているからである。銀行が世界を救うのか破滅させるのか、よく考える機会をくれることだろう。

 

次に、常識的な銀行員であれば、はなっから相手にしない本をあげておこう。

 

書評「「金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った」

 

世界史を学習したことがある人であれば、学生時代に学んだあくびの出るような世界史と比べて実に生き生きとした歴史が語られていることに驚くだろう。この本を読んでおくと、金融の仕組みについて抱いていた疑問が一気に解決するはずだ。そう、金融システムは、お金持ちにとって有利なシステムなのだ。

 

最後に、さらに非常識な本をあげよう。

 

 書評『勝敗の鍵を握るのはレビ族末裔<<サイキック>>日本人! 世界支配者VSライトワーカー ダークエネルギーでアセンションを加速させる最後の秘法』

この本の内容は、突拍子もない話が多いのだが、上記2冊と合わせて読むことで、現代社会の実態に関する視点が増えることだろう。現在までの人類史は、お金など存在していなかった社会から、お金があれば何でもでき、お金がなければ何もできない社会へと移り変わる歴史であった。このようなお金を動かす金融システムに身を置く銀行員であれば、お金とは何かについて考える必要があるだろう。その際、これらの本は、大いに役立つと私は考えている。