岩倉市自然生態園と自然農(2019/8/10)ウバユリ/カクレミノ/オクラ
2019年8月10 岩倉市自然生態園と自然農の畑 ウバユリ/カクレミノ/ギンヤンマ
良く晴れた午前中に岩倉自然生態園と自然農の畑、およびその近辺を撮影してきました。
・7月に撒いた小豆の種はすっかり育っていました。
・バジルは少し黄ばんでいました。栄養が少ないので大きくなれないのでしょうか。
・トウモロコシに似た植物の正体はまだ不明です。
・キュウリも同じです。雌花がいくつか咲いていたので、期待しています。
・トウガラシは赤くなっていました。まだ早いと考えて収穫してきませんでしたが、サカタのタネのトウガラシの育て方・栽培方法によると、赤くなったものから収穫してよいようです。
・シソは去年生えていたものから実が落ちて生えたようです。今年から借りた畑なので、去年の様子はわかりませんが。自然栽培みらいのシソの特徴と産地・原産地についてによると、原産地は中国南部からヒマラヤにかけての東アジアとされており、全国各地の縄文時代の遺跡から種実が出土していることから、縄文時代には日本へ伝わっていたとされています。
・岩倉市自然生態園には、2つの池がありますが、これは水の流れのない小さいほうの池です。木立に囲まれて、浅い池があります。いずれの池にもアメリカザリガニが多数生息しています。何を食べて生きているのかわかりませんが、池に近づくと、たくさんの水中生物が逃げていきます。トンボのヤゴとアメリカザリガニの幼生が混じっているようです。
・ヒノキにアブラゼミが止まっていました。久しぶりに蝉取りをしてみようと近づきましたが様子がおかしく、よくみるとヤニがくっついて動けないようでした。近くに抜け殻がありました。かわいそうですが、どうすることもできません。
大きな池の一方の岸は、木をまばらに植えた広い場所で、池まで近づいてザリガニ釣りなどをできるようになっています。もう一方の岸は、うっそうと木々が茂って、人は近づけません。けれど、この木々が茂った岸のほうも、裏の森の中から近づくことはできます。祠があって、道が作られており、森の中は、ヤブもないからです。けれど、そこには蚊の群れの来襲がありました。他の場所にはまったくといっていいほどいなかった蚊ですが、この場所だけはあっという間に群がってきて、血を吸ってきました。小型の蚊でした。
自然農の畑の脇に、大きくて目立つ草の穂がありました。調べてみましたが、名前はまだわかりません。ご存知の方おられましたら、教えていただければと思います。
・自然農の水田は、クモやトンボの姿が多いといいますが、昨日のこの水田は、あまり生物の姿がありませんでした。稲はあっという間に茎を増やしてたくましくなっていました。
・田の脇の用水路が途中から水のない状態になっていて、底の泥に上にいくつも穴が開いていました。穴の一つを掘ってみましたが、どの生物が作った穴なのかわかりませんでした。ただ、一つの穴からカエルが顔を出していたので、カエルが作った穴なのかもしれません。
・自然生態園の木に、丸く固まってなっている実がありました。どうやらカクレミノのようです。自然観察をする前はあまり気づかなかったのですが、サネカズラなど、丸く固まって実を付ける植物がいろいろとあるのですね。
・ノイバラは、新川の土手にも庄内川の河川敷にもあります。ジュラのお散歩花日記によれば、赤く熟した実は食べることができ、食べられる部分はわずかなものの甘酸っぱくて不味くはないそうです。
・トンボが繋がったまま飛び、草の茎に止まって水中に産卵していました。今日は、トンボだけでも何種類も見かけました。
・森の中に、花はユリとそっくりで、葉は観葉植物のような形をした植物がありました。調べてみると、ウバユリのようです。以前も見たことがあるような気がしますがすっかり記憶にありません。暮らしーのによれば食用になるそうです。
畑では餌の昆虫を探すハチの姿が目立ち、池や田んぼではトンボたちの姿が目立ち、池の中ではザリガニの姿が目立ちました。いずれも肉食です。彼らを養うだけの餌がどこにあるのか不思議です。