電通の新入女性社員 過労自殺報道について
広告大手代理店「電通」に勤めていた高橋まつりさん=当時(24)=が、過労を苦に自殺したことが波紋を広げている。高橋さんは直前の2カ月、友人や母親らに、LINEやツイッターなどで「過労」をうかがわせる50通以上のメッセージを発信していた。「本気で死んでしまいたい」。そこには、もだえるような苦しみがつづられている。電通は以前にも入社2年目の男性社員を過労自殺で失った。悲劇はなぜ繰り返されてしまったのか
私がこの報道に強い違和感を覚えるのは、電通の不祥事ともいえる事件が、ここまで大きく報道される背景がわからないためである。
電通の位置づけは、THINKER氏の記事に詳しい。
大手マスメディア各社以上に、巨大な権力となった大手広告代理店の意向に背くような内容を報じることなど到底できず、真相を追求するどころか、報道の自主規制さえしているのが現状です。また、大手マスメディア幹部社員の子息の多くが、大手広告代理店に入社していることから、馴れ合いの関係もみてとることができます。
これほどの影響力を持つ広告代理店の不祥事がここまで大きく報道されたことはこれまで一度もなかっただろう。報道が大きいだけでなく、行政も動いている。
電通社員過労自殺 労働局が本社を抜き打ち調査 2016年10月14日 17時13分
大手広告会社、電通に去年入社した女性社員が過労のため自殺した問題を受けて、長時間労働の問題を担当する東京労働局の特別対策班が、電通の本社に抜き打ちの調査に入りました。
報道を加熱させるのに都合良く、大学教授による不用意な発言もあった。
「残業100時間で過労死は情けない」のか? 電通女性社員自殺めぐり武蔵野大教授の投稿が炎上 大学は処分へ
「残業100時間で過労死は情けない」のか? 電通女性社員自殺めぐり武蔵野大教授の投稿が炎上 大学は処分へ(2/4ページ) - 産経ニュース
集団的過熱取材の様相も帯びるほどの過熱ぶりは、電通の名前を出すことにさえ慎重であったこれまでの各社の様子を知っていれば、違和感以外の何物でもない。
大摩邇(おおまに) : 電通と政府の仕組んだ<小池百合子劇場>の舞台裏
を読むと、7月の都知事選まで電通とメディアは間違いなく蜜月の関係だったようだ。
何があったのだろう。
「死にたい」と家族に・・・電通社員の女性が過労死(16/10/07)
velvetmorningさん(初心者にも分かりやすい!怪しい事件の調べ方)
によれば、被害者がVサインを出している場合、それは作られた事件である。
『偽情報退散! マスコミとお金は人の幸せをこうして食べている』
冷静になってみれば、女性の人生は、かつてないほど過酷になっているとみることもできるのである。