book_rubyring’s blog

面白い本を紹介

時事ネタに絡めて、視点を多角化多角化する本を紹介します。
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他人の便利にNO!と言いたい

他人の便利にNO!と言いたがる人たち - おのにち

他人が「便利になる」こと、「楽をする」ことは悪いことなのか。
本当にデメリットはあるのでしょうか。何事も昔のままが一番なの?

あなたはどう思われますか? 

農耕は食料確保を便利にしたかもしれないが、人口増加を招き格差社会を作り戦争を生みだした。

穀物は便利な食べ物ではあるが穀物を食べ始めた途端に人は虫歯を作り、顎を弱くし、歯のかみ合わせが合わなくなってしまった。

言葉は便利ではあるが、言葉があるせいで、人は個々に経験から学び、柔軟に対応することを許されず、言葉によって作りあげられた社会に縛られて、一生を誰かの価値観ばかり学んで過ごすようになった。

電気は便利であるかもしれないが、電力を作りだす仕組みはどれも大規模な環境破壊を招いており、もはや行きづまっている。

医療は人を助けてなどおらず、むしろ誰も何のために生きているのかわからない暮らしを作りだしている。

最も大切なことは、人は死ぬ存在であるということを、便利な生活は人々に意識させないようにできあがっているというポイントである。人が機会や労働者+消費者あるいは家畜・ロボットとしてではなく、人として生きることができるのは、便利さとひきかえにあらゆる側面を支配制御される生活などではなく、不便で不足しているが、自然と向き合って体感しながら直接経験から学ぶ生き方しかないのである。