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総人口、初の減少=15年国勢調査確定値-総務省:時事ドットコム
総務省が26日発表した2015年10月実施の国勢調査の確定値によると、外国人を含む日本の総人口は1億2709万4745人と、10年の前回調査に比べ0.8%減少した。国勢調査で総人口が減少したのは1920年の調査開始以来初めて。(2016/10/26-15:07)
国勢調査で総人口が減少したのは、初めてだったのですね。
調べてみると、首都圏やごく一部の都市の中心部を除けば軒並み人口が急減するようです。高度成長期に作られた郊外の団地はもう住む人もなくなり、生活に便利な大都市の中心部にマンションを購入するなり、老人ホームに入居するなりして住む人が多くなり、中心部に高層ビルが立ち並ぶ一方で少し外れれば過疎地が広がるという状態が予想されます。
ただ人口減少はどちらかといえば望ましい現象なのだろうと私は考えます。そもそも人が増えすぎたから、ストレスの多い、また資源の枯渇しがちな世界、公害や原発事故を起こすような世界になってしまったのですから、下手に外国人労働者や観光客など入れずに、このまま人口が減っていったほうが、よかろうと思います。そもそも、医療や介護の人手が減っても、死期の近づいた人が死ぬという当然の状況なのですから、あたふたすることはありません。
どちらかといえば、私たち農耕民・牧畜民(すなわち栽培や飼育をベースとした社会を作っている、現代のほとんどの人類)は、もう子孫を残さず、狩猟採集者たちにその場を明け渡してしまえばいいというのが私の考えです。