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独身40代孤独死

「孤独死は独居老人より独身40代のほうが多い」特殊清掃人が断言 | 日刊SPA! 2016.10.25 R-30

孤独死=独居老人のイメージは、間違い。実は40~50代の独身中年にこそ多い。糖尿病など病気による離職や休職、リストラをきっかけに、唯一の社会との接点だった会社での人間関係が断たれ、孤独死へと向かうのです」(石見氏) 

私自身も、30代後半まで、ここに記された孤独死した人たちと同じ道を歩んでいました。大手企業の子会社に勤め、社員の一割近くが長期休職しているような職場に通い、休日も予定のない日々を過ごしていました。一年ほど前、前職で一緒のプロジェクトに携わっていた同僚が孤独死したことを、一ヶ月ほど前に知らされました。他人事ではありません。

 

私の場合は、10年以上前に思い切って会社をやめ、フリーランスを始めました。収入は減りましたし、保証もなければ休日も少ないので人に薦めることはできませんが、やめてよかった(続けることはできなかった)と思っています。

 

いろいろな新聞やテレビが流す情報を根本的に否定できるだけの視野を得たり、生きるということについて深く考えたりすることができるようになったのも、会社をやめて刺激に反応するだけの生活を抜け出したからなのだと感じています。

 

孤独死についても、人は死ぬときは一人なのだという事実を知り、現在の病院における延命措置を知り、人は自己暗示や自己催眠の力があることを知り、看取り士による体験を知ると、通常の死、むしろ幸せな死に方であると受けとめることができるようになりました。

 

とはいえまだ若いのに死んでしまうのは、無念です。抜本解決にはならないかもしれませんが、同じような危険を感じている人のために、二、三提案してみたいと思います。

 

・『フリーター労組の生存ハンドブック―つながる、変える、世界をつくる 』などを読んで、生き延びる方法を探る

・病気の治療については『自然療法』や『病気が教えてくれる、病気の治し方―スピリチュアル対症療法 』のような視点からも見直してみる

・ とにかく生活が昼夜逆転しないようにし、毎日歩く

・人のためではなく自分を尊重し、自分を許すことがすべての出発点

・親の恩など考えない

・「自分には感情はない」と思うくらい開き直る(これは私の経験)

・できれば会社をやめて、肉体を使う仕事やフリーランスを考える

 

 

私自身も決して何の問題もない日々を送っているわけでもないですが、孤独死が他人事でないと感じている方の参考になればと思います。