「広告業界という無法地帯へ」 - 月刊ショータを読んで
もっと中身があると期待して読んだが、がっかりした。
そして、そんな記事に多くの★が寄せられていることと、
コメントが一切公開されていないことに「なるほど」と感じた。
文明は、こうして、「「電通」は力など持たない」といった類の
虚構を受け入れて、自分でも作り出しながら、
その実、空しさを感じている人々、
そして、「しかし生活するためにはこの空しさを自覚してはいけない」
と考えて自分を騙しながら一生を暮らす
人々のおかげで成り立ってきたのだと改めて確認した。
書評『偽情報退散! マスコミとお金は人の幸せをこうして食べている』
歌手がはっきりこめたメッセージでさえ曲解したくなる。
それが支配者を前提とする文明社会を支える力なのだ。
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