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book_rubyring’s blog

面白い本を紹介

時事ネタに絡めて、視点を多角化多角化する本を紹介します。
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面白そうな新刊本:『僕は原始人になった』

図書館で本を検索したときに、面白そうな本がヒットしました。残念ながら貸出中だったので借りてくることはできませんでしたが、紹介させていただきます。

『僕は原始人になった』です。

 

 

2016年11月4日発行の新しい本です。現時点では、Amazonにレビューは登録されていませんが、中古品はすでに11冊も出品されています。内容の薄い本なのかもしれません。

 

河出書房新社から発行されています。

私の既読本から河出書房新社の本を拾ってみると、次の2冊が該当します。

★身体の人類学 カラハリ狩猟採集民グウィの日常行動

動物の死は、悲しい?―元旭山動物園 飼育係がつたえる命のはなし (14歳の世渡り術)

どちらもよい本です。

 

本書は、次のように紹介されています。

内容(「BOOK」データベースより)

腰布にサンダルというスタイルで狩猟採集生活を始め、荒野を走ることで知った、人間の驚異的な生命力と人生のすばらしさ!20年にわたり原始的な狩猟採集生活をおくり、58日間で2700kmを走り、山岳レースで馬と速さを競うなど、数々の驚くべき体験を通して、著者が考え、学んだこととは?大地を信頼し、自然を理解することで得られる心の平穏や健全さとは?大自然と絆を結ぶための20章! 

 『家畜になった日本人』などでも触れられているように、あまり文明の利器を利用していない生活をしていると、寒さに強くなったり、歩く速度があがったりするようです。数キロも離れたところにある畑まで毎日でかけたり、急な斜面でも直線的に登り降りするように道ができていたり、10℃を下回るような場所で裸のまま寝たりできます。

 

私も昨年から基本裸足で過ごすようになり、今年の夏はエアコンを止めました、今は、室内では半ズボンで過ごしています。今日は近くのショッピングモールまで半ズボンで出かけましたが、不思議と温かさを感じたりします。もちろん、無理に寒さを我慢してはいけません。

 

本書の紹介の中でもう一つ興味深いのは「大地を信頼し、自然を理解することで得られる心の平穏や健全さ」という部分です。『子どもの文化人類学』や『森の猟人ピグミー』を読むと、これと同じ感覚が表現されています。そこで表現されている感覚は、狩猟採集生活をずっと続けてきた人々による感覚です。一方、みずからすすんで狩猟生活に入った人はどう感じるのかをぜひ本書で知ってみたいところです。

 

狩猟生活をしたくても、資金面や環境、法律などの関係でなかなかできない現実があります。その中で、著者はディスカバリーチャンネルに出演するなどして稼いでいるのではないかと推測されます。私は、ナショジオディスカバリーチャンネルに独占されて、特定の価値観だけが伝えられている現状を嘆いています。ですから、この点は本書にマイナス評価を付けたいところです。

 

ともあれ、ぜひ近々読みたいと考えている一冊です。