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宇都宮 元自衛官 連続爆発事件の今後を予測する

自宅と車を燃やし、祭り会場で強力な爆弾を使って自爆するという派手な事件を起こしたと思われる元自衛官。velvetmorningさんに習って背景を探ろうとしてみたのだが、やはり、簡単にまねできるものではなかった。

 

そこで、素人なりの勝手な推測を欠き散らしてみたい。

 

 栗原容疑者の近所の人「きのう(22日)の午前中、お茶飲みした。事務所で栗原容疑者と主人と3人で。その時はそういう話もしなかったですし、悩み事も言っていなかった。(栗原容疑者は)温厚な方でした。口数も少ない。(Q:近所でトラブルとかは?)ないです」

容疑者として出回っている写真の特徴は、多くの凶悪事件と違って、温厚そうな写真が選ばれていることだろう。近所の人によるコメントでも、温厚で近隣トラブルのない、常識的な人物らしく描かれている。

 

娘の精神障害や、本人によるDV、離婚調停に対する不満、宗教に傾倒して退職金を使い果たす奥さんなどの情報に接すると、印象は異なる。

 

本人のブログ(このまちが好き! 栃木県 宇都宮市 雀宮)を覗いてみたところ、娘さんの病気は統合失調症のようだ。ブログの文章からは、容疑者本人も常識的な判断が難しい精神状態であったと感じる。しかし、相談員を務めていたとあるからわからないものである。

 

これらの要素が今後どれほど重みをもって報道されるかに注目だ。

 

現時点で気になる報道は次のものだ。

  警察は原料となり得る尿素など11品目の化学物質の大量購入など不自然な流通に関する情報収集を強化して対策を強めているが、手製爆弾の製造を完全に封じることは相当に困難で、東京五輪を4年後に控える中で大きな課題となる。(社会部編集委員 加藤達也)

サリン事件の際は、松本で予行演習を行った後で、日比谷線で大規模に実施した。これを受けて、オウム真理教が解体されることになった。また、駅などからゴミ箱が一斉に撤去された。

 

自作の爆弾を使ったにしては破壊力の大きかった今回の事件が、化学物質の販売規制の強化や、国民に対する監視・統制の強化などに利用されたりする可能性がある。また、グリコ・森永事件を受けて菓子などの個別包装が普及し、石油製品の需要が上がってもうけをだした者たちがいるように、この事件を元に利益を上げる企業がないかどうかにも着目する必要がありそうだ。

 

グリコ森永事件。: 日本人は知ってはいけない。

プラザ合意に中々「YES」といわない日本に脅しをかけた。
これがJAL123便の事件だ。
このJAL123便にはグリコ森永事件の怪人21面相から「毒入り」を宣告されていたハウス食品の社長が搭乗しておりいずれも亡くなっている。

事実はハウス食品の社長だけのようだが、今もJAL123便の事件が大きく扱われ、事実とは異なると思われる原因が報道されている点で、大きな意味を持つ事件であったことは間違いない。

 

さて、この宇都宮の事件、今のところ、今後の扱われ方は予測できない。要素が多すぎるのだ。しかし、大きな社会的影響のきっかけとなる事件として扱われるのではないかと私は受け取っている。